にちにちのはら子育て講座

月12日(日)にちにちのはら子育て講座があります。

「根っこの時代を育むために」
子ども時代は、人生の土台を育む大切な時。その子どもが、その子らしく人生を生きていくためには、何が必要なのでしょうか?この時期には親や、周りの大人たちはどんなことに気をつけてあげたら良いのでしょう?
「子どもたちが、必要なときに大切なことをたっぷりと体験できますように」そんな願いは、きっと子育てを楽しいものにすると思います。
子どもたちのすこやかな成長とはどんなことなのか、皆様と共に具体的に考えながら、
日々の暮らしを豊かにするささやかなアイディアを見つけられる時間となれば、嬉しいです。

場所 自然感覚体験保育にちにちのはら (飯能市小岩井603)
参加費 1000円   保育あります(定員あり)

 詳細・お申し込み
2121nohara@gmail.com

2022.4.13 自然の中で遊べる力を育みたい〜春の丘でいくらでも遊んでいるにちにちの子ら

春は新しい子も入って、みんなで馴染んでいく、ちょっと緊張感もありつつワクワクもある季節。毎日ツクシやノビル、ワラビなどの食べられる野草をとりながら、「お母ちゃん喜ぶかな〜」と、お手製の宝物袋に大事に入れて持って帰ります。
はじめは気持ちが向かなかったりで少し採って終わりになっていた子らも、毎日のように体験しているうちに、摘み方もじょうずになったり、もっととりたい、と目の前のことに集中する姿が見られるようになってきています!
一度だけの体験ではなく、その季節を味わいつくす。生活に、暮らしにしていく。日常を積み重ねることが子らの力になっていきます。
『あふれるほどいっぱい』を体感して満足する暮らしを重ねていくと、人と分け合うことに喜びを感じて自然にそうふるまえる素敵な姿を、年長くらいになると見せてくれるので、そんな日を楽しみに♪

 

 

「お母ちゃんがすぐお料理できるように」ノビルの下ごしらえをしています。大人の仕事をよく見ていますね。手先も器用。

 

 

丘の斜面をひたすらに転がる。一人でも面白いけど、ふたり一緒だと面白さ楽しさは倍増。何度でも転がっています♪

 

 

進級した年少さんと、春から仲間になった年中さんふたりがおすもうをはじめていました!転がったり押し合ったり寝技?もありの、体まるごとのコミュニケーション♡
こうやってうんとお互いを感じ、打ち解け、仲良しになっていくこどもの世界っていいですね。

 

 

 

2022.3.4 手作り納豆でお昼ご飯

今日は『手作り納豆でお昼ご飯』

大豆は、種まきからこどもたちと収穫したものです!

夏は枝豆で食べ、冬は茹でて塩振って食べ、豆殻は焚き火の焚き付けや、節分の飾り鬼よけにし、先日はこどもたちと、お味噌にも仕込みました。
そして納豆!
藁は本庄まで自然農の田んぼをしている方にいただきに行き、年末のしめ縄作りをしたものがあったので、それで納豆作りもしてみました。

にちにちのはらでは、日本の里山の暮らし、その知恵、おいしさ、豊かさを日々の保育の中で、こどもたちに体験させてあげたい!という想いで日々活動しています。
(今ではスーパーでパック納豆が当たり前だけどね。)

頭だけの知識ではなく、自分の体験で「豆から味噌や納豆ができるんだ」と、わかることは、自分でそれを気づいてわかった時、こどもには大きな喜びがあるのです。

こうした最初から終わりまでのプロセスを見せることを大事にしています。

藁の匂い、手触り、みんなで食べた味や五感が喜ぶ嬉しさと共に、こどもの身体全部に、この体験が染み込んでいく感じを「自分で作り出せるんだ!」という体験が、その後の人生を支えてくれるという想いがあります。

手作り納豆ご飯の日は、おかあちゃんたちからのおかずの差し入れと一緒にいただきました♪
おかわりもできて、みんなお腹いっぱい食べました♪

ご馳走さまでした(╹◡╹)


冬のお散歩

今日は近くの小川へお散歩に行きました。
「行きたくなーい」と言う子もいたけど、出発。

南天の赤い実がとてもきれい。
鳥に食べられているのか
実のつき方がまばらになっている。

散歩中、道ばたに生えているコケを集める。
「クッキー屋さんでーす!」
宝物を見つけ出す達人だなあ。

寒い朝の川は凍っていた。
バキバキっと割って氷を採る。
それらを並べて氷屋さんをしたり
叩いてさらに細かくしたり。

天気がいい。
帰りは近くの丘を通って帰ってきた。

はじめは行きたくないって言っていた子も
すっかり散歩を楽しんでいた。
とてもいい時間でした。